★★★最優秀賞
『未来へのキャリーケース』
北海道 千歳市立末広小学校 6年 Mさん |


●作文(一部省略)
旅行に使うキャリーケースはいろいろなものを入れて運ぶことができます。私は自分のキャリーケースを見たときに紙パックの丈夫さを利用して作ってみたいと思いました。そして、6年間の作品作りで学んだ環境やエコについての思いを、このキャリーケースに詰め込みました。
キャリーケースは紙パック10枚ずつを重ねて箱を作り、左右に開くようにしました。持ち手部分を上下に動かしたり、タイヤも回したりすることができます。箱の部分を作るとき、左右のサイズが同じだときちんと閉じなかったので、左右の箱の内側と外側で5枚ずつ厚さを変えて貼り合わせました。重ねてみるとしっかりと閉じるようになったので嬉しかったです。
キャリーケースの外側は、いろいろな色の紙パックを細く切って編み、全面には6年間の作品に付けている牛の顔、後面には牛のお尻を描いて貼りました。しっぽの付け根には北海道を、しっぽの先にはハートを付けました。「紙パック」のリサイクルマークがどこかに隠れているので見つけてみてください。持ち手やタイヤをどのように動かしたら良いのか分からなかったのでお父さんとお母さんに相談しながら作りました。持ち手をスムーズに動かせるように棒の太さや位置を合わせながら、箱に穴を空けるのが難しくて大変でした。持ち手は私が辰年生まれなので、辰がついている紙パックを探して使いました。タイヤと足はどのくらいの厚さがあれば全体を支えられるのかを考えて、タイヤは50枚、軸は100枚、軸受けには24枚の、紙パックを重ねて丈夫にしました。キャリーケースがしっかりと立ち、タイヤが回って運べるようになったので嬉しかったです。
このキャリーケースの中には、「いつまでも豊かな自然を守り、未来に届けたい」「きれいな地球を残したい」というメッセージを込め、開くと地球が飛び出す仕掛けを作りました。
地球の作り方を考えている時、「ハニカムペーパー」という薄い紙にボンドを交互に塗り何枚も貼り合わせて開くと断面が蜂の巣のように見えて広がる方法を知りました。青や緑の紙パックのポリエチレンを薄くはがし、地球に見えるように1枚1枚向きを変えながら40枚貼り合わせて作ってみると180度までも開きませんでした。360度開き球体に見えるようになるまで115枚重ねて貼りました。枚数が多くて大変だったけれど、完成した時は嬉しかったです。
他に虹や山、木などを作りました。虹は今までの工作で残っていたいろいろな色の紙パックを無駄なく使いたいと思い、約2pの円を作り、少しずつ重ねるように貼りました。緑が多い山や木は、これからも自然を大切にしていきたいという思いを込めました。紙パックは全部で192枚使いました。
この作品を見て、学校のみんなにも環境のことについてもっと知ってもらいたいです。ぜひ手に取って、キャリーケースを開いてみてください。
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★優秀賞
『タガメとカエル』
大阪府 堺市立竹城台東小学校 1年 Kさん |
●作文(一部省略)
お母さんととしょかんで図かんをかりてタガメの羽のもようまで細かくかんさつした。
ボクがハサミで紙パックを切ってお母さんとどうしたら本物みたいに見えるか話しながら作りました。
紙パックは30個使いました。タガメとカエルのたたかいごっこをしてあそびました。
ボクは工作が好きでいつもトイレットペーパーのしんやダンボールを使ってめいろやフィギュアを作っています。
工作はいつも楽しいです。 |
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★優秀賞
『万年ecoカレンダー』
北海道 千歳市立末広小学校 4年 Mさん |

●作文(一部省略)
小学生の私たちにもできるエコなことは何だろう?と考えた時に、エコは取り組みをもっとみんなに知ってもらいたいと思ったので、エコや環境についてのメッセージを1カ月にひとつずつ、全部で12こ書いたカレンダーを作りました。このカレンダーは、月・日にち・曜日をそれぞれ別々にめくることができるので、何年も使える「万年ecoカレンダー」です。
1月から12月のメッセージに合わせた絵も考えて、紙パックをムダにしないように今までの工作で残っていた切れはしも使い絵や飾りを貼りました。絵がたくさんあって大変だったけれど、絵に合う色の紙パックを探しながら作るのは楽しかったです。
2月と4月はめくれるしかけを作りました。2月は、いろいろな種類のリサイクルマークに合うキャラクターをめくると中にマークの説明が書いてあるので、分別する時に確認することができます。
4月は、ごみを減らす5RのReuse・Reduce・Recycle・Refuse・Repairを風船に書きました。風船をめくるとそれぞれの説明がわかるしかけになっています。読み方がにている英語だけれど、ひとつずつ調べたので覚えることができました。これからは、私にもできる5Rを考えて取り組んでいきたいと思います。
11月は豊かな自然を表現しました。山や川、海など多くの自然や木などの植物、そしてその自然の中で牛やクジラ、魚などの生き物たちが安心して暮らせる環境をこれからも守り続けたいという思いを込めて作りました。
日にちと曜日のカードは紙すきをしました。日にちの十の位が4枚、一の位が10枚、曜日が7枚、全部で21枚作りました。数字や曜日を描くために、はがしたポリエチレンを小さく切り乾く前にせんいの中に埋めて作ってみたけれど、乾くとかくれて見えなくなってしまったので、カードができてからボンドで貼りました。漢字のはねるところや曲がるところを貼るのが難しかったです。
日にちのカードを吊るす輪は、紙パックのつなぎ目の2枚重なっているところを2枚ずつ使ったので、とても丈夫になりました。
表紙には、「キレイな地球をいつまでも守りたい」という思いを込めて地球と虹をかきました。紙パックは全部で110枚使ったので、思っていたよりも大きく重くなったけれど、このカレンダーを使ってみんなにもエコな取り組みの大切さを知ってもらいたいです。 |
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★全国小中学校環境教育研究会賞
『紙から手作り!ランプシェード』
岐阜県 中津川市立苗木小学校 6年・4年 I姉妹 |
●作文(一部省略)
牛乳パックを3日間水につけてふやかしてからビニールの部分をはがしました。ビニールをうすくはがすとパルプがたくさんとれるので慎重に丁ねいにはがしてなるべく無だの無いようにしました。紙すきをして、パルプのみを使った白色紙とパルプとお花紙を使った色付き紙をたくさん作りました。パルプが真っ白なので、どちらもとてもきれいに出来上がってうれしかったです。出来上がった紙を張り子がしやすい大きさにちぎって、一重目は白色紙、二重目に色付き紙を風船にはって丈夫に仕上げました。手作り紙に水で溶いたのりをぬるとしなやかになって、風船の丸みにもしっかりくっつくので張り子がしやすかったです。かわくとしっかりカチカチに仕上がったのでおどろきました。
暗い部屋でランプシェードに灯りをつけると、糸の厚さによって光のすけ方がちがって幻想的でとてもきれいでした。妹と自分が一番好きな光のポイントを紹介しあいました。きれいで優しい光なのでいつまでもながめていられます。
ランプシェードを作っていく中で、牛乳パックパルプの真っ白なきれいさと水分がついた時のしなやかさ、かわいた時の丈夫さにおどろきました。調べてみたら牛乳パックに使われているパルプは古紙を再生したものではなく針葉樹を材料にして作られた新しいパルプ(バージンパルプ)が使われていて良質のパルプでできているためリサイクルに適していることが分かりました。実際に工作してみて本当にその通りだと思いました。
これからも、何でもゴミにするのではなく、エコと、ぜいたくな暮らしをしないことを心がけて資源の分別や、物を大切にする心を忘れずに生活していきたいです。物を大切にすることには子供の私たちにも心がけひとつでできる地球への優しさだと思います。節約にもつながるのでお母さんも喜びます。 |
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★持続可能な社会をつくる元気ネット賞
『東御市名産品のつめ合わせ』
長野県 東御市立北御牧小学校 6年 Tさん |
●作文(一部省略) 工夫したところは、ワインのラベルです。むずかしかったところは、ぶどうをくっつけるところです。大きさや形のバランスをきをつけながらくっつけるのがむずかしかったです。
使った数は27個です。
どうして作ったかというと学校で農家体験がありぶどうの木のせん定を手伝いました。その木のぶどうはワインになるそうです。なのでぶどうとワインを作りました。くるみも東御市でたくさん取れるので作りました。
家庭でやっているエコは、こまめに電気を消す、燃えるゴミやプラゴミの分別、マイバックを使用をやっています。
これからもエコ活動を続けていきたいです。 |
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★全国牛乳容器環境協議会賞
『マンモス』
茨城県 つくば市立栗原小学校 5年 Oさん |
●作文(一部省略)
ぼくは牛乳紙パックでマンモスを作りました。マンモスを作る点で工夫した所は鼻が重くて落ちそうだったのであなをあけて牛にゅう紙パックをさしこんで安定させました。
むずかしかったところはマンモスの毛を作ったところです。毛を60まい以上一つ一つ作ったので手がいたくなってとても大変でした。牛乳紙パックを40個以上使ってマンモスが完成した時はとてもうれしかったです。
ぼくは水が生きていくのにかかせないと考えています。ですが使える水にはかぎりがあります。なのでぼくの家では上ばきを洗うときは水をためて洗う、洗たくにはお風ろの残り湯を使うなどをしています。 |
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★日本乳業協会賞
『牛乳パックでバースデーケーキ』
東京都 杉並区立桃井第二小学校 4年 Hさん |
●作文(一部省略)
以前から牛乳パックを再利用して紙すきで葉書き作りをしていました。今回はもっと立体的でワクワクするようなかわいい工作をしてみたいと考えイチゴがのった大きなケーキを作りました。なぜイチゴにしたのかというと、私の家族はお母さん、お父さん、そして私の誕生日は1月と2月でイチゴがとてもおいしい季節です。でもお兄ちゃんの誕生日は7月でイチゴでいっぱいの誕生日ケーキをつくるのは大変でいつもバナナを使っていましたイチゴが大好きなお兄ちゃんにイチゴたっぷりのケーキで夏でもおいわいできるようにイチゴのケーキを作りました。とてもよろこんでくれました。はじめは紙すきでこんなに大きな工作が作れるか不安でしたが何日もかけて完成しました。
工夫した所はケーキの型を牛乳パックで作ったこと。イチゴ、ブルーベリー、クッキーを絵の具で色づけしたところ。イチゴのつぶは白ゴマをはりつけました。大変だったのは牛乳パックのポリエチレン(ビニール)をはがして何度もミキサーにかけて形をととのえてかわかしたことです。牛乳パックは60まいくらい使いました。みんなから「これが牛乳パックでできているの?!」とおどろかれてうれしかったです。みんなにリサイクル工作の楽しさを知ってもらいたいと思います。牛乳パックで「遊ぶ学ぶ」コンクールに応ぼしたことでかんきょう問題についてもっと勉強していきたいと思いました。
リサイクルは私たちが住んでいる地球を守るためにとても大切ことが分かりました。家ではゴミの分別をしています。使わなくなった古着はダウンサイクルをしてぞうきんにして部屋をそうじしています。お母さんといっしょにトングとゴミぶくろをもって町のゴミひろいをしています。 |
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★審査員特別賞
『パイナップル』
神奈川県 神奈川県立相模原中央支援学校 4年 Mさん |
●作文(一部省略)
※点字と先生による読みがな付きで応募をいただきました。
パイナップルをさわりながらかたちをかんがえました。
きゅうしょくのぎゅうにゅうパックを65こつかいました。
葉がトゲトゲするようにくふうしました。
さんかっけいにしたパックをまるのかたちにすることがむずかしかったです。
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★佳作★ |
『おしばなのしおり』
石川県 北陸学院小学校1年 Iさん |
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『ぎゅうにゅうぱっくふらわあ』
埼玉県 北本市立西小学校1年 Uさん |
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『たなばたかざり』
宮城県 聖ドミニコ学院小学校1年 Kさん |
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『かがやくにじ』
埼玉県 坂戸市立坂戸小学校1年 Mさん |
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『きんぎょのうらない。』
神奈川県 横浜市立中尾小学校1年 Kさん |
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『お正月セット』
広島県三原市立中之町小学校2年 Sさん |
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『まもりがみのりゅう』
富山県 氷見市立湖南小学校2年 Yさん |
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『フラワーツリー』
長野県 岡谷市立長地小学校2年 Iさん |
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『あまくておいしいメロン』
東京都 西東京市立碧山小学校2年 Hさん |
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『しきがみえる牛にゅうパック』
神奈川県 大磯町立大磯小学校2年 Nさん |
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『銀河鉄道の夜』
大阪府 堺市立竹城台東小学校3年 Kさん |
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『大好きなアレクサンドラトリバネアゲハ』
埼玉県 久喜市立菖蒲小学校3年 Hさん |
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『ちょうなんいど牛にゅうパズル』
埼玉県 草加市立八幡北小学校3年 Kさん |
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『牛にゅうパックの小ぜに入れ』
埼玉県 北本市立西小学校3年 Sさん |
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『ココア時のかね』
埼玉県 川越市立武蔵野小学校3年 Hさん |
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『パックミントン』
埼玉県 所沢市立三ヶ島小学校 3年Kさん |
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『お花のティッシュケース』
京都府 京都市立上里小学校3年 Kさん |
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『おしゃれな牛乳パッ靴』
福岡県 宗像市立河東西小学校4年 Sさん |
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『鳳凰』
宮城県 聖ドミニコ学院小学校4年 Kさん |
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『ころころシーサー』
沖縄県 沖縄カトリック小学校4年 Yさん |
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『牛乳パックだるまおとし』
岡山県 岡山市立財田小学校4年 Iさん |
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『フラワードーム 』
長野県 岡谷市立長地小学校6年 Iさん |
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