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第22回牛乳パックで『遊ぶ学ぶ』コンクール2022
<受賞作品発表>


★★★最優秀賞
『絵が変わるミルクecoポスター』

北海道 千歳市立末広小学校 6年 R.Mさん
最優秀賞「絵が変わるミルクecoポスター」 最優秀賞「絵が変わるミルクecoポスター」 最優秀賞「絵が変わるミルクecoポスター」

●作文(一部省略)
私は、今までの工作で使った牛乳パックの切れ端を活用できないかと考えていた時表面を撫でると裏表で絵が変わるスパンコールの服を見て、これを牛乳パックで作ってみたいと思いました。また、自然環境について伝えたいと思いポスターを作りました。牛乳パックは硬くて丈夫な所が良い所ですが、穴あけパンチで切り抜くにはとても硬くて手が痛くなったので、父と母に手伝ってもらいながら作りました。
次に下絵の裏表の色や順番を考えながら2枚ずつ貼り合わせてピースを作り、上下左右を少しずつ重ねながら台紙に縫い付けました。1日に数段しか縫っていけないので、完成するまでに20日程かかりました。ピースを貼り合わせて縫い付ける作業の繰り返しでしたが、3528枚使っているので縫っていくうちに段々重くなって大変でした。
完成して家族に見せると「すごい」と言ってくれたので嬉しかったです。表面を撫でると裏表で絵が変わり、表の地球と虹は「きれいな地球を守り、つくろう」、裏の木とecoは「木は大切な資源だから森林を守ろう、ecoに取り組もう」という意味を込めました。
1年生の時は何も知らずに作った工作でしたが、段々とエコやリサイクルに興味を持ち、作品を作る楽しさを通して牛乳パックは水に強いこと、もんでやわらかくして形を変えても丈夫であること、色々な色があることを知りました。そして紙の原料が木であること、その多くの木は輸入していること、古紙を使わずにバージンパルプで作られていること、リサイクルするとトイレットペーパーに生まれ変わることなど様々なことを学びました。6年間最後のこの作品は、今までの学びを生かした作品です。私は今まで木が地球温暖化の防止にどんな働きをするのか詳しく知りませんでした。でも、学校の授業で植物が二酸化炭素を取り込んでいることを知って、もし、木を切ったとしても無駄にしてはいけないと思いました。これからも妹たちと一緒にエコやリサイクルについて考え、限られた資源を大切にしていきたいと思います。

●審査員評
スパンコールから思いついた素晴らしいアイデアに加え、それを仕上げるための大変な作業に根気よく取り組めました。まさに6年間の集大成ですね。環境問題を学ぶ意欲も旺盛で、今後も関心を持って学んでください。

 

優秀賞
『諏訪の竜神様』

長野県 岡谷市立長地小学校 4年 J.Iさん
優秀賞

●作文(一部省略)
工夫したところは、竜神様の背中の毛を作るところです。むずかしかったところは、うろこを切ってつけていくところです。見て楽しんでいました。
工作を通じてリサイクルや環境について考えたことは、いろいろな使いみちがあるということです。牛乳パックは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーに生まれかわることが分かった。家庭でやっているエコは、お風呂の残り湯を洗濯機で使っています。

●審査員評
細部まで丁寧に作りこまれ、迫力ある造形です。地元諏訪に伝わる竜神様。背中の毛やうろこには、牛乳紙パックの特性や色を上手に生かして表現しています。

 

優秀賞
『あおいほうせき』

静岡県 磐田市立豊岡南小学校 1年 R.Mさん
優秀賞●作文(一部省略)
・ぎゅうにゅうパックのうしのからだのかたち、もようをそのままカワセミのめにしました。
・カワセミのきれいなあおをだすため、ぎゅうにゅうパックのあおいところをなんまいもはりあわせていくのがむずかしかったです。
・いえのかべにかざっています。きれいなかわには、さかながいて、そのさかなをカワセミがたべます。うちでは、みずをたいせつにつかい、しぜんにやさしいせんざいをつかっています。

●審査員評
牛乳紙パックの印刷色を上手に利用し、清流の宝石と言われるカワセミの飛ぶ様子が目に浮かぶほど良く表現されています。水辺の環境を良くしたいと考えている所も素晴らしいです。
 

全国小中学校環境教育研究会賞
『緑〜鳥の巣み家〜』

大阪府 大阪信愛学院小学校 5年 Y.Kさん
全国小中学校環境教育研究会賞●作文(一部省略)
SDGsに重ねて陸のかんきょう「緑」を伝えるために、牛乳パックに使われている色を生かしました。特に力を入れ工夫したのは葉の部分で、葉の表とうらをはり合わせて質感を出しました。葉の大小もつけて、手間のかかる作業でしたが、その分、見ためもきれいに仕上がりました。幹とのバランスを見ながら緑豊かな木にしました。木のまわりにかり取られた草を置き、この草を上手に使って鳥が巣を作っています。これはわたしの家の近くの淀川ワンドのまわりで見た木を元にし、「いつまでも緑の資げんが残されるように」と願いをこめています。
コロナかで外出の機会がへり、わたしは家族と淀川河川じきをよく散歩するようになりました。そこには淀川ワンドとよばれる川の水が地下からわき上がってできた池のような所があり、まわりにたくさんの鳥や虫が集まっています。1年を通して変わるがわる集まってくる鳥や虫は、そこで卵や子どもを生み育てて命をつないでいることが分かりました。しかし緑が残っている所もあれば、木が切りたおされ、あぜ地を焼いている所もあって、ひどい場所はゴミ捨て場になっていました。今、わたし達は、SDGsの目標の1つとしてかんきょうを守るための取り組みに力を入れていますが、生き物の生態系と自然のかんきょう、そして人とが、うまく共ぞんしていくための意味をしっかり考える必要があると思いました。

●審査員評
SDGsの目標の一つ「生態系と自然環境の保護」を具現化したような作品です。ていねいに作られている点はもちろんですが、牛乳紙パックを緑と結び付けている観点を評価します。
 

全国牛乳パックの再利用を考える連絡会賞
『エコ☆イカほうき&ちりとりセット』

大阪府 はつしば学園小学校 3年 M.Hさん
全国牛乳パックの再利用を考える連絡会賞●作文(一部省略)
・くふうしたところは、紙パックのしなやかさとかたさを生かして、カットした紙のはばを変えたところです。一番細いはばは、1〜2mmで、これは細かいゴミをはく時にからめとるので便利です。そして、はばは2〜3mm、5mm、6〜7mm、10mm、15mmと、ゴミの種類や大きさに応じてほうきを選ぶことができます。ちりとりはおりたためてコンパクトになるので便利です。また、ほうきやちりとりをしまっておく入れ物も、コンパクト、かつ見た目美しくなるように組み合わせてみました。
・むずかしかったところは、1〜2mmのはばを切り落とさないように注意したところです。とても手がつかれました。
・実さいに家の中にあるごみを、イカほうきちりとりでそうじすると見事にゴミをキャッチすることができました。イカの三角形の部分も持ちやすかったです。
・紙パックは家庭で中身をあらってからリサイクルに出しています。むかしだったら、そのままゴミにして燃やしていたと思うと、地球温だん化の原いんの一つになっていたのかなと、ドキッとしました。「まだ使える」「もったいない」という言葉を合い言葉にして、ぼくも身の回りにまだ使えそうな材料を見つけて、アイデアをふりしぼりたいと思います。こういうことを考えるのもわくわくします。

●審査員評
ただほうきとちりとりを作るのではなく、イカの足に見立てたところがとてもユニークで素晴らしいです。机の掃除が楽しくなりそうですね。使ってみたくなりました。
 

全国牛乳容器環境協議会賞
『フルーツオセロ』

岐阜県 岐阜市立本荘小学校 2年 C.Kさん
全国牛乳容器環境協議会賞●作文(一部省略)
わたしは夏休みに牛にゅうパックこうさくがやりたいと思ったので、まず牛にゅうパックについてしらべました。かみに絵のかかれたフィルムがはってあると書いてあったので、ゆっくりはがしてみました。こんなふうにできているとはじめてしりました。牛にゅうパックはフィルムがはってあって水につよいとしったので、おふろでもあそべるおもちゃをつくりたいとおもいました。わたしはオセロがすきです。それに自分のすきな色にしようと思い、大すきなフルーツの石にしました。とてもかわいくて気にいっています。おふろであそんでも石がずれないようにしきりをつけたい!と思いついたけれど、どういうふうにくみあわせればいいのかこまったので、お父さんにそうだんしていっしょにかんがえました。かたづけがしやすいようおりたたみしきにしました。ばんのもようは黄色のいちまつもようがいいなと思ったので、黄色のパックをつかってはりつけました。わたしのすんでいるところでは今年からプラスチックのぶんべつがはじまりました。おかしをたべながら、ふくろにプラのマークがついていたら、おとうとと「これはプラだね」と言ってわけています。牛にゅうパック工さくをしてみて、パックが水につよいこと、いろいろな色のパックがあるから色をぬらなくてもつかえること、うらもつかえば白色になり、とてもべんりなことをしりました。これから工さくをするとき、ぶあついかみをつかうときはパックをきってつかってみようと思います。

●審査員評
白と黒ではなく、スイカとキウイ柄にし、牛乳紙パックの水に強い特長を生かしてお風呂で遊べるという発想が面白いです。家族と相談して問題を解決していくプロセスにも感心しました。
 

日本乳業協会賞
『ぎゅうにゅうだいすきうしさんありがとう』

埼玉県 久喜市立菖蒲小学校 1年 K.Hさん
日本酪農乳業協会賞●作文(一部省略)
うごいているうしをつくるために、どうしたらつくれるかをおとうさんとかんがえたことと、うしのからだの大きさや、あし、くび、しっぽのむきやながさをよくかんさつしてつくったところです。むずかしかったところは、かみぱっくがかたくてきるのがたいへんだったことと、ふとくしたり、ほそくしたり、まげたりすることです。
かみぱっくは、きからできていてリサイクルするとティッシュペーパーやトイレットペーパーになることをしりました。いえでやっているエコなことは、へやのでんきをけしたり、すいどうのみずをながしっぱなしにしないようにしています。

●審査員評
牛乳が好きなことがダイレクトに伝わってきます。硬い牛乳パックを使って牛の体の曲線が見事にあらわされています。ありがとうの言葉に酪農家さんも喜んでくださるでしょう。


佳作
『ぎおんまつりのほこ』
京都府 京都女子大学附属小学校 1年 A.Aさん
佳作
『あみっぷる』
埼玉県 所沢市立三ヶ島小学校 1年 A.Kさん
佳作
『ぎゅうにゅうパックでてをつなごう』
千葉県 船橋市立船橋小学校 1年 H.Tさん
佳作
『かぶとむし』
神奈川県 平塚市立崇善小学校 1年 A.Nさん
佳作
『きれいなあさがお』
大阪府 枚方市立樟葉小学校 1年 M.Iさん
佳作
『おいわいしゅやくセット』
佐賀県 佐賀市立金立小学校 2年 M.Tさん
佳作
『おばけなんてないさ』
大阪府 大阪狭山市立北小学校 2年 S.Yさん
佳作
『シーラカンス』
岐阜県 大野町立西小学校 2年 H.Fさん
佳作
『白くまandかき氷』
東京都 北区立浮間小学校 2年 I.Sさん
佳作
『かに』
福岡県 春日市立天神山小学校 3年 I.Nさん
佳作
『わくわくおべんとうばこ』
神奈川県 相模原市立淵野辺小学校 3年 J.Yさん
佳作
『カラフルフラワーバスケット』
静岡県 磐田市立豊岡南小学校 3年 H.Sさん
佳作
『むだがない木』
大阪府 大阪信愛学院小学校 4年 R.Oさん
佳作
『いろどり花手水(ハナチョーズ)』
埼玉県 行田市立見沼小学校 4年 K.Tさん
佳作
『はと時計』
岐阜県 大野町立西小学校 4年 K.Fさん
佳作
『小さな頭脳派!ヴェロキラプトル』
大阪府 はつしば学園小学校 5年 A.Kさん
佳作
『コロナのない平和を運ぶ鳳凰様』
大阪府 はつしば学園小学校 5年 I.Yさん
佳作
『ブルーインパルス』
神奈川県 茅ヶ崎市立松浪小学校 5年 K.Hさん
佳作
『ぼくの夏の1番の思い出』
京都府 京都女子大学附属小学校 5年 R.Kさん
佳作
『人体もけい』
兵庫県 神戸市立成徳小学校 5年 H.Hさん
佳作
『大阪城』
大阪府 島本町立第二小学校 5年 R.Wさん
佳作
『街の心』
京都府 京都女子大学附属小学校 6年 R.Kさん
佳作
『平和のつばさ未来へはばたけ』
神奈川県 平塚市立富士見小学校 6年 R.Nさん
佳作

  牛乳パックの牛乳パックン探検隊
  牛乳パックの秘密 | 世界中で愛されてる牛乳パック | 地球のためにリサイクル

牛乳パックン探検隊

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