紙パックの特長

紙パックは、質（しつ）の高い紙資源（しげん）です。ほかの紙と何がちがうのだろう？
飲みものを入れる容器（ようき）として、すぐれているところとは？

	▶︎ パルプ（植物のせんい）が長くてじょうぶ ▶︎ ポレエチレンをはがすと白い紙 ▶︎ 軽くて四角いから一度にたくさん運べる

パルプ（植物のせんい）が
長くてじょうぶ

紙は、木を細かくくだいて取りだした「パルプ」を原料（げんりょう）にしています。飲みものがもれないように、紙パックには太くて長いじょうぶな針葉樹（しんようじゅ）のパルプが使われます。針葉樹と広葉樹（こうようじゅ）のパルプのちがいをくらべてみてください。

けんびきょうで見たパルプのちがい（同じ倍率）

ポレエチレンをはがすと白い紙

飲みものがしみこまないように、紙パックの紙には安全なポリエチレンがはり合わされています。文字などは、ポリエチレンの上に印刷（いんさつ）するので、ポリエチレンをはがすと真っ白な紙がでてきます。白いじょうぶなパルプを取り出すことができる紙パックは、とても質（しつ）の高い資源（しげん）なのです。

紙パックは、箱の重さが1000ミリリットル用でも約（やく）30gと軽く、四角いのですき間なくならべることができます。一度にたくさん運べるから輸送（ゆそう）エネルギーを節約（せつやく）することができます。